新発見。マダガスカルの「ブルー・シルク」です。非加熱フーシャ・カラーサファイア0.64ｃｔ

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新発見。マダガスカルの「ブルー・シルク」です。非加熱フーシャ・カラーサファイア0.64ｃｔ

新発見。マダガスカルの「ブルー・シルク」です。非加熱フーシャ・カラーサファイア0.64ｃｔ

[SERAPH&Co.]ルース・コレクション

新発見。マダガスカルの「ブルー・シルク」です。

非加熱フーシャ・カラーサファイア0.64ｃｔ

宝石名：サファイア

石目：0.64ｃｔ

シェイプ：オーバル・ファセット

サイズ：6.84×3.99×3.07ｍｍ

産地：マダガスカル

ソーティングは提携鑑別ラボ（GIA/GG FGA)にて￥2100、鑑別書移行は￥3150、
端成分認知の為の蛍光Ⅹ線分析は￥3150にて承ります。
全宝協、中宝研などの鑑別書取得も実費にて行います。
それぞれ当社からラボへの往復送料が￥1050別途必要です。
※複数石の場合は個別に料金が掛かります。

ーーールース・コメントーーー

当社では多くの北カシミール産フーシャ・カシミールサファイアを扱い、その独特な
「ブルー・シルク」
に関しては、恐らく世界中のどの研究者より多く見ていると断言出来ますが、今回何と
多くの美しい石が数々採掘されているマダガスカル島にて、同様の効果を見せる
サファイアが発見されました。今回ご紹介するのが恐らく世界初かと思います。

何度もご説明のとおり、ブルー・シルクとはブルームーンストーン等に見られるシラー効果、
難しく言うとレイリー散乱では無いか？との見解が多くの研究者の回答。
つまりジャンムー・カシミール産のブルーサファイアのヘイジー効果と同じ。

マダガスカルでは初期のブルーサファイアにこの効果が認められ、本当にカシミール近似の
ブルーサファイアが有りました。現在でもたまに見かけます。

地理的条件はスリランカに似ているのですが、島の大きさも大きいですし、宝石に関しては
まだまだ未開発な土地でもありますので今後が楽しみです。

さて今回の0.64ｃｔ。深く奥行きのあるフーシャカラーに
ブルーのヴェールがかかったようなイメージ。画像から伝わりますでしょうか。

マダガスカル産の特徴であるシャープさをさらに強調するような、スッキリとしたカット。
マーキスに近い形から、サファイアの硬質な輝きが迸ります。

ただ単に「紫」というのではなく、複雑な色構成によって作り出されたようなこの色は
まさに「非加熱」ならではの自然な色合いです。

宝石の世界では当たり前となっていますが、カラーストーンは
ほとんどと言ってよいほど何らかの処理をされています。

採掘された状態で美しいものは稀です。
もちろん、カット・研磨されて美しく輝くわけですが、
それ以外に加熱や含浸処理によって宝石の持つ潜在能力を引き出す訳です。

サファイアで有名なのは加熱処理です。ほぼ99％がこの処理によって
色が鮮やかになり、ジュエリーとして存在します。

何の処理もされていない、この美しいフーシャ・カラーを実際にお手にとって
ご覧いただきたいと思います。

それでは、宜しくお願い致します。